今週の定休日に西武新宿線の井荻駅にあるお店『蕎麦みわ』さんにうかがってきた。
暖かな陽気だったこの日、久しぶりに電車に揺られながらの読書。
あまりに気持ちよかったのでうつらうつらと居眠り。
気がつくと乗り換える駅の上石神井についていたのであわてて向かいの各駅停車に乗り換える。
乗り換えて2駅目が井荻の駅。
何度か『みわ』さんに伺ったことがあるのでこの井荻の駅にも降りたことがあるが、そういえば明るい時間帯に来たのは初めてだったことに気がつく。
暖かな春の陽気が気持ちいい。
改札を出て徒歩で5分かからない程度の場所に『みわ』さんがある。
昼と夜との差こそあれその佇まいはいつもどおりでなんかホッとする。

店内に入ると中央にある半円形の大テーブルの席に着き厨房の方を覗きこむ。
この『みわ』さんとは、アカデミー出身というつながりでいつもお世話になっているのとここには自分がアシスタント時代に担当した生徒の一人がお世話になっている。
覗き込むと向こうも気がつかれた様子で会釈をしていただいたのでこちらもどうもと会釈をする。
花番をしていたのは奥さんだったのに気がつかず、そういえば奥さんにお会いしたことがなかったことに気がつく。
こちらにもご挨拶。
さて挨拶もひと段落して出されたお茶のすすりつつメニューを観察。
この日は、来る前からひそかにたくらんでいたことが一つある、それは…
蕎麦屋で昼酒。
そう蕎麦屋でだったら昼間から酒飲もうと全然問題ない。
っで選んだのは、風の森という日本酒。
ほどなく出される。

とてもフルーティーで飲み口が軽く飲みやすい。
お酒のあてとして出された煮た昆布が合う。
次は、つまみかと盃片手にメニューを眺める。
そんな間もお客さんは、ちらほらと途切れずに入ってくる。
昼間から酒を飲んでる私はどう思われているんだろか。。
選んだつまみは、自家製の湯葉刺しと生桜エビのかき揚げ。
かき揚げは山菜の天ぷらと悩んだ結果こちらにした。
待っている間しばし店内を観察。
テーブル中央に招き猫がある。
以前は、それほど気にも留めなかったが何とも愛くるしいお顔をしている。

まず出されたのは、自家製湯葉刺し。

↑自家製とは思えない厚みのある湯葉は口に含むとほんのりとした甘味がいい。
続いて。
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↑生桜エビのかき揚げ。
ボリュームのあるかき揚げを箸で崩しながらつつく。
サクサクとしていて桜エビの風味が美味しい。
この2品で飲むピッチは上がってしまう。
飲みつつ、つまみつつ徐々に忙しくなりつつある店内と厨房を眺めながら一人ボーっとする。
1合はあっという間に空になり、つまみなくなり、次はどうしような。
続いてたのんだ日本酒は、月の輪というお酒。
すぐに出されてまずは一口。

↑飲みやすいが先ほどのよりは、どちらかというときりっとした感じかな。
つまみは、会津地鶏の焼き鳥の塩とちょっと変わった花わさびの甘酢漬け。
先に出されたのは、こちら。

↑花わさびの甘酢漬け。
ピリッとしたわさびの辛みもするがきつくなく美味しい。
続いて、焼き鳥の塩。

↑程よい塩味にさらに飲むペースがよくなる。
さ~てそろそろ〆の蕎麦蕎麦。
悩んだ結果。
つくねせいろを手挽き蕎麦に代えて。


↑荒挽きならではのモチモチとした食感と蕎麦の風味はとてもいい。
さらに、つけ汁のつくね汁もいやいや美味しい。

↑この日のランチサービスの筍ごはん。
こうゆう気使いはとても参考になる所。
満足しながら、あっという間に平らげそば湯を楽しむ。

店内の忙しさは、変わらず打ち場の方に元生徒が行くのでジ~っと見ていたら奥さんが気を使ってくださって良かったらどうぞと打ち場の入口を進めてくれたのでお言葉に甘えての見学。
アカデミーにいたときよりも成長されていたのでなんだか嬉しく思う。
しばらく打ち場内で会話を交わしていると店内もなんだかさらにヒートアップして来たのでそろそろおいとますることにして挨拶をして後にする。
いやいや昼酒なんてというか酒自体が久しぶりでとても美味しく楽しく飲むことができました。
その後、地元に帰り着いてから昭島にあるmovexにて1月以来久しぶりとなる映画を見てきました。
見た映画は『ダーリンは外国人』。
なかなかおもしろかったです。
皆さんにもお勧めしてしまいますよ。